
セリクラというのをご存知でしょうか。
これは、テレクラなどの店舗から出会い系サイトへ、移行するタイミングを失った業者が生み出したものの一つです。 援助交際を問題視し、法律で児童買春の処罰が厳しくなり、業者は少女たちを店に在籍させることは不可能となりました。
ですから、店と少女たちは全く無関係だという立場をとりながらも、男性に少女たちを斡旋できるシステムが必要だったのです。
システムはこうです。
まず男性が店側に身分証明証を提示し、入会金を払って会員登録します。
そして、時間単位で料金を支払い利用できる個室に入ります。
この個室には、セリルームが映し出されたモニターが用意されています。
女性の方は、順番を待っていられるリビング様式の待合室で自分の順番を待ちます。
女性の方はすべてにおいて無料です。
自分の番がきた女性は、セリルームへ入っていきます。その様子は、男性が待つ個室のモニターに映し出されています。 気に入った女性がいたらば、男性は“女性を1時間、外に連れ出せる権利”にいくら出せるか金額を提示します。
同じ金額の提示があった場合は、その中でオークション形式となり、一番の金額をつけた男性がその権利を得ます。
いわゆるセリ(競り)です。
ですが、最終的な決定権は女性にあります。
その男性を見てみて、気に入らなければ次点の男性に権利は移ります。
お互いの同意があれば店から出て、食事をしたり遊んだりと好きなように時間を過ごします。
競りにかけられたお金は、全て女性の取り分です。相場は5千円くらいだとか。
店の利益は、時間単位で男性が支払う個室使用料です。
このシステムの凄いところは、男性は会員ですから何かあれば多少は店側に責任が発生しますが、 女性の方は自分の意思で店が用意してる場所へ行き、無料でそこで過ごし、男性を紹介されても女性が決められます。
店からなんの強制もされていませんし契約もないので、店と女性は無関係の立場にいるのです。 店の外に行ってしまえば自由恋愛ということで、それぞれに暗黙の了解のようです。
そういうシステムなので、ごく普通の少女も小遣い稼ぎ目的でその店へ行き、 そこで会った男性と食事に行ったりしてるようです。 それだけですから、法的には全く問題がありません。
しかし、中には少女の方から援助交際を持ちかけることもあり、それが摘発されてセリクラ自体も問題視されました。
少女を含む女性も、立場的に店と関係がないと言いながらも、実際にはその店の所属と言える立場にあることが判明したからです。 法律では直接的に店を取り締まることができませんが、警察の方も様々な法律を駆使して店に打撃を与える 摘発を行ってきた結果、現在はセリクラの店舗は減少し、少女が出入りすることは殆どなくなったようです。